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妊婦さんへの百日咳ワクチン(トリビック®)接種のご案内
お知らせ
現在、全国的に百日咳の流行が報告されています。
百日咳は、激しい咳が長く続く感染症で、とくに生まれたばかりの赤ちゃんが感染す
ると重症化するおそれがあり、注意が必要です。
赤ちゃんを守る方法のひとつとして、妊娠中にお母さんが百日咳ワクチンを接種し、
赤ちゃんに抗体を届ける方法があります。
海外では妊婦さんへの接種が一般的であり、日本でもご希望の方には3種混合ワク
チン「トリビック®」の接種をお勧めしています。
このワクチンは「不活化ワクチン」であり、妊娠中の接種も可能とされていますが、日
本では「有益性投与」として、医師の判断のもとで接種を行います。
有益性投与とは:予防効果などのメリットが、接種によるリスクを上回ると判断される
場合に行う接種です。
【接種について】
・接種時期:妊娠27~36週頃が推奨されています。
・費用:6,600円(税込)
・他院に通院中の方は、初診料が別途かかります。
・RSウイルスワクチンとの同時接種も可能です。
・予約方法:妊婦健診時に医師へお申し出いただくか、お電話にてご相談ください。
なお、妊娠中に百日咳ワクチンを接種された場合でも、赤ちゃんの定期予防接種(3
種混合・4種混合ワクチンなど)は、接種していない方と同様に、通常通り受けていた
だく必要があります。
赤ちゃんを守るための一つの選択肢として、ぜひご検討ください。
ご不明な点があれば、お気軽に医師またはスタッフまでご相談ください。
